「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」が2023年6月に開講
キラメックスが運営するオンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」は、2023年6月をめどに「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」を開講することを発表しました。このコースでは、エンジニアや技術者に限らず、ChatGPTなどのGenerative AI(生成AI)を実務に活用したいと考えるさまざまな職種の方が対象となっています。生成AIの中でも特に注目を集めている言語モデルの理解と、ビジネスの現場で活用できるスキルを習得することを目的としています。事前登録が2023年4月17日から始まり、特別価格が適用されることも発表されています。
そもそも「ChatGPT」とは?
「ChatGPT」とは、AI(人工知能)を使って文章を自動で生成する技術の一つです。GPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略で、これは大量の文章データを学習して、文章を生成する力を持つAIのことを指します。そして、ChatGPTは、そのGPTを活用したチャットボットのようなものです。
簡単に言うと「ChatGPT」とは、コンピュータが人間のように会話をすることができる人工知能(AI)の一種で、文章を生成する技術を持っています。これを使うと、例えば質問に答えたり、文章を書いたりすることができます。ChatGPTは、プロンプトと呼ばれる入力に反応して文章を生成します。プロンプトとは、簡単に言うと、人間がコンピュータに与える命令や質問のことです。
また、ChatGPTは「Generative AI(ジェネレーティブAI)」という技術を使っています。ジェネレーティブAIは、コンピュータが自動で新しいものを作り出す技術で、今回のChatGPTの場合は、文章を作り出すことができます。
プロンプトとは?
プロンプトとは、人間がAIに与える入力や命令、質問などのことを指します。例えば、ChatGPTに「天気は?」と入力すると、AIがその質問に対して適切な回答を生成し、返答します。プロンプトは、AIとの対話を円滑に進めるための重要な要素で、適切なプロンプトを与えることで、AIがより正確で役立つ回答を提供できるようになります。
プロンプトエンジニアリングとは、プロンプトを工夫して、AIがより良い結果を出すように誘導する技術のことです。例えば、質問の仕方を変えることで、AIがより具体的な答えを出すようになることがあります。このように、プロンプトの工夫はAIの性能を最大限に引き出すために重要な役割を果たしています。
Generative AI(ジェネレーティブAI)とは?
Generative AI(ジェネレーティブAI)は、機械学習の一分野であり、入力データから新しいデータを生成する技術です。この技術は、画像、テキスト、音声など様々なデータ形式に対応し、新たなアイデアや情報を生み出すことができます。
ジェネレーティブAIの一例として、GAN(Generative Adversarial Network)があります。これは、生成器と識別器という2つのニューラルネットワークが競い合いながら学習を進める技術で、例えば、写真のようなリアルな画像を生成することができます。
「ChatGPT」は、ジェネレーティブAIの一種である大規模言語モデルのGPT-4を利用しています。GPT-4は、膨大な量のテキストデータを学習し、与えられたプロンプトに対して自然な文章を生成する能力を持っています。これにより、AIが人間のように文章を書いたり、質問に答えたりすることが可能となります。
ジェネレーティブAIは、従来のAI技術とは異なり、ユーザーからの簡単な指示だけで新しいアウトプットを生み出すことができるため、次世代のAI技術として注目されています。本コースでは、このジェネレーティブAIを活用したプロンプトエンジニアリングに焦点を当て、その効果的な使い方を学んでいきます。
「プロンプトエンジニアリング」とは?
プロンプトエンジニアリングとは、大規模言語モデル(例:ChatGPT)の性能や出力品質を最大限に引き出すためのスキルです。言語モデルは、入力されたテキスト(プロンプト)に対して、関連性のある回答や文章を生成します。しかし、与えられたプロンプトが曖昧だったり、不適切だと、言語モデルの性能を十分に発揮できません。
プロンプトエンジニアリングは、言語モデルに適切なプロンプトを与える技術で、効果的なプロンプト設計を行うことで、意図通りの回答や文章生成が可能になります。例えば、質問の仕方を工夫したり、情報の整理や整形を行うことで、言語モデルからより有益で正確な回答を得ることができます。
プロンプトエンジニアリングのスキルを身につけることで、ChatGPTなどの言語モデルを効果的に活用し、ビジネスや研究における問題解決やアイデア創出に貢献できるようになります。これからAI技術がますます進化する中で、プロンプトエンジニアリングは重要なスキルとなるでしょう。
「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」で学ぶ内容
4月17日発表のプレスリリースによると、学習内容は以下のようになっています。
- 言語モデルとプロンプトについての概念
- プロンプトエンジニアリングの技術
- 基本的なプロンプトエンジニアリングの手法
- より精度の高いプロンプトエンジニアリングの手法
- よくある誤解や間違いから正しい内容を理解する手法
- 最終課題:自身の業務での応用について検討・実践
「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」はどんな人が対象?
「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」は、技術職だけでなく、さまざまな職種の方を対象にしています。具体的には、以下のような方が対象です。
- Generative AIをビジネスの場で活用したいと考えている方
- 新しい技術に興味がある方
- デジタルスキルを学び直ししたい方、リスキリングに興味のある方
職種別の学習効果
「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」は、以下のような職種において、それぞれの効果が期待できます。
- マーケティング担当者:人気の出る広告文のアイデアを創出したり、市場や競合を分析したデータからインサイトを抽出したりすることが可能となり、施策実施の精度・速度が向上します。
- 人事担当者:人材発掘や選考プロセスの改善、従業員スキルの開発や評価の最適化への活用が可能です。
- カスタマーサービス担当者:AIを活用したチャットボットや自動応答システムの導入や管理に役立ちます。
- デザイナー:クリエイティブのパターン出しや思考の壁打ち、キャッチコピーの生成や記述アシスタント、適切な画像のレコメンドなどによって単純作業が減り、デザインの洗練にかける時間の増加が見込めます。
- データサイエンティスト:企業のデータやビジネスニーズに合わせた機械学習・AI活用によるサービス改善・開発におけるコード生成などで生産性を高めることが可能です。
このように、「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」は、Generative AIを実務で活用したい様々な職種の方に受講いただくことを推奨しています。新しい技術を取り入れることで、業務の効率化や成果向上を目指しましょう。
「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」の開講はいつ?料金は?
事前登録で特別価格
<事前登録受付開始>
2023年4月17日(月)〜
受講方法
オンライン
期間・料金
4週間のコースで事前登録者のみ5万5000円。事前登録期間以降は価格を改定する予定。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業とは?
【リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業】とは
「企業間・産業間の労働移動の円滑化」に重点を置いて訓練後に非正規雇用を正規雇用に転換する企業や、賃上げを伴う転職・労働移動の実現に向け、より高い賃金で新たに人を雇い入れる企業への支援の拡充を行う
在職者のキャリアアップのための転職支援として民間専門家に相談してリスキリング・転職までを一気通貫で支援する制度
- キャリア相談
- リスキリング(受講)
- 転職支援
- フォローアップ
が一体となった転職支援のための制度になります。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象者は?
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象者は、以下の条件を満たす在職者を対象としています。在職者とは、企業や雇用主と雇用契約を締結している方々のことを指します。この制度は、雇用主の変更を伴う転職を希望する方々を支援することを主な目的としています。
- 年齢制限なし
- 雇用契約を結んでいる方
- 転職を目指す方
- 雇用契約を結んでいる方
この支援制度を受けるためには、企業や雇用主と雇用契約を結んでいることが必要です。具体的には、正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣社員など、さまざまな雇用形態に対応しています。ただし、個人事業主やフリーランス、家内労働者など、雇用契約を締結していない方々はこの制度の対象外となります。
転職を目指す方
この支援事業は、雇用主の変更を伴う転職を目指す方々を対象としています。雇用主の変更を伴う転職とは、他の企業への正社員としての転職や、アルバイトから正社員への転職、派遣社員から正社員への転職などを指します。ただし、同一企業内での昇進や異なる業務への転職、個人事業主やフリーランスへの転身は、雇用主の変更を伴わないため、この制度の対象外です。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の給付金はいくら?
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を利用することで、受講料(学費)の最大70%が給付されます。
- 教育訓練経費の50%
- 追加給付で70%最大56万円
教育訓練経費の50%
リスキリング講座を修了した後に修了証書や成績証明書、講座受講料の支払い証明などの必要書類を揃え、指定された申請期間内に申請手続きを行います。受講修了後に受講料の50%(上限40万円)が支給されます。
追加給付の条件
リスキリング講座修了後、転職して1年間継続就業した場合、追加の給付金が支給されます。この追加給付金は、受講料の20%相当で、最大で16万円まで受け取ることができます。転職後の継続就業を証明する書類を提出し、申請手続きを行います。
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の手続きは?
- 講座選定
- 申し込み
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の申込は基
まとめ
「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」は、ChatGPTをはじめとしたGenerative AI(生成AI)を実務で活用したい方に最適なコースです。このコースでは、言語モデルとプロンプトの概念やプロンプトエンジニアリングの技術・手法を学び、さまざまな職種での応用が可能となります。
対象者はエンジニアだけでなく、マーケティング担当者や人事担当者、カスタマーサービス担当者、デザイナー、データサイエンティストなど、幅広い職種の方におすすめです。また、事前登録をすることで特別価格で受講が可能となります。
2023年6月に開講予定で、オンラインでの受講が可能です。期間や料金については、公式サイトで確認しましょう。
最新技術を学び、ビジネスでの活用を目指す方にとって、このコースは大変有益です。ぜひ、この機会に「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」で、ChatGPTやGenerative AIの魅力と活用方法を学んでみてください。
会社概要
会社名 | キラメックス株式会社 |
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代表者 | 代表取締役社長 樋口 隆広 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-17-4 PMO渋谷8階 |
設立日 | 2009年2月2日 |
業務内容 | プログラミング教育事業 |
公式サイト | URL :https://www.kiramex.com/ |