MySQLデータの検索【SELECT文・WHERE句・演算子】

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MySQLにおけるデータ検索は、データベース管理の基本であり、その効率的な運用には欠かせません。

この記事では、SELECT文の基本から始め、WHERE句で使用されるAND、OR、NOTといった重要な演算子の適用方法を詳しく解説します。

これらの演算子を使いこなすことで、複雑なデータセットから必要な情報を効率的に抽出する方法を学びます。

この記事でわかること
  • SELECT文の基本
  • WHERE句の役割
  • AND演算子の使用
  • OR演算子の利用
  • NOT演算子の適用

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【知識0からMySQL】データの検索①データベース作成

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【MySQL】データの検索|WHERE句 LIKE 集計関数 AS GROUP BY ORDER BY LIMIT サブクエリ

今回利用するデータベースとテーブル

今回のデータの検索では学校関連のデータを管理するためのデータベースを作成し、その中に必要なテーブルを構築するプロセスについて説明します。

生徒の情報のテーブル【students テーブル】と生徒が所属している学科の【departments テーブル】を作成します。

  • 「students」テーブル: このテーブルは、生徒の名前、学年、所属学科IDなど、生徒に関する様々な情報を格納します。
  • 「departments」テーブル: こちらは、学科の名称や定員など、各学科に関連する情報を記録するためのテーブルです。

students テーブル

idid番号
name生徒氏名
grade学年
department_id所属する学科のid
entry_exam入試の点数
status在籍状況
updated_at更新日

departments テーブル

idid番号
name学科名
quota定員

【SQL文】DB作成~データの追加

データの検索 SELECT文

SELECT カラム名 FROM テーブル名
WHERE 条件;

  • カラム名はカンマで区切って列挙する
  • カラム名を「*」とすると全カラムを取得
  • WHEREで検索対象を指定する

studentsテーブルから全データを取得

idが1番の生徒氏名と学年を取得

WHERE句で使用する演算子

=等しい
<未満
<=以下
>より大きい
>=以上
<>等しくない
!=
  • 氏名が「山中信二」の会員データを取得
  • 学年が3年以上の会員を検索
  • 更新日が2005年5月5日以降の生徒情報を取得

条件式を接続するための演算子

AND且つ
ORまたは
NOT~でない
  • 学年が3年以上で且つ2005年5月5日以降に情報が更新された生徒を検索
  • 学年が3年以上、または入試の点数が80点以下ではない会員を検索

まとめ

この記事では、MySQLにおけるデータ検索の基礎であるSELECT文と、WHERE句で使用する演算子(AND, OR, NOT)について詳しく解説しました。SELECT文は、データベースから必要な情報を選択するための基本的なツールです。一方、WHERE句は、特定の条件に基づいてデータをフィルタリングする際に使用されます。

演算子AND, OR, NOTは、これらのクエリをより柔軟にし、複雑なデータ要件に対応するために不可欠です。AND演算子は、複数の条件がすべて真である場合にデータを選択するために使用されます。OR演算子は、いずれかの条件が真である場合に使用されます。そして、NOT演算子は、特定の条件を否定するために用いられます。

このような演算子の組み合わせにより、より精密なデータ検索が可能になります。

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