MySQLでデータを分析する際に欠かせないのが集計関数です。
集計関数を使うとExcelのようにテーブル内のデータの計算やまた、個数を数えたりすることができます。

電卓がわりに使っています!
ここでは、よく使われる集計関数の種類とその使用方法を解説します。
▼この記事で利用されているテーブルに関してはこちらをご参照ください
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MAX関数の使用例
MAX関数は、指定されたカラムの中で最大の値を返します。例えば、studentsテーブルのentry_examカラムで最高点数を調べるには以下のようにします。
SELECT MAX(entry_exam) FROM students;
MIN関数の利用例
MIN関数は、カラム内の最小値を返します。studentsテーブルで最低点数を知りたい場合、次のクエリを使用します。
SELECT MIN(entry_exam) FROM students;
SUM関数での合計値の算出
SUM関数は、カラム内の値の合計を計算します。entry_examカラムの点数の合計は以下のように求められます。
SELECT SUM(entry_exam) FROM students;
AVG関数による平均値の計算
AVG関数は、カラムの平均値を返します。studentsテーブルのentry_examの平均点は以下のクエリで確認できます。
SELECT AVG(entry_exam) FROM students;
COUNT関数でのデータ数のカウント
COUNT関数は、カラム内のデータの数を数えます。例えば、entry_examカラムにデータがあるレコードの数は次のようにして調べられます。
SELECT COUNT(entry_exam) FROM students;
まとめ
集計関数は、データ分析の際に非常に強力なツールです。
例えばショッピングサイトの構築などの際に、商品の個数の合計や合計金額の算出などができるようになりますよ。
健康管理サイトなどでは、今月の最大運動時間の算出なんかのシステムも作れるかもしれませんね。



